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お知らせなのはな耳鼻咽喉科からのお知らせ

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2024/12/02
本日より保険証の新規発行停止しますが、保険証は使えます!
各メディアでも報道されているように本日より保険証の新規発行が停止となり、マイナ保険証への移行が本格化されます。とはいっても、現行の保険証は最長1年間は使用可能であり、マイナ保険証を持っていない人は資格確認証が送られてくるので、マイナ保険証しか使えない!といったことありません。マイナ保険証のメリットとすると、前月までの薬歴が分かることや健康診断の結果がみれることが挙げられます。薬歴については電子処方箋を利用するとリアルタイムでわかるらしいのですが、当院も含めて電子処方箋の普及率が異常に低いので、基本的にはお薬手帳は必須と思って下さい。他には高額療養費の手続きがほぼしなくてよくなるなどがあります。一方でデメリットとすると、①月1での提示でよかった保険証に比べて、受診ごとに毎回認証する必要がある②丸福などの情報が反映されていない③こどもの場合顔認証がうまくできなかったりする④顔認証できない+暗証番号がわからないとなると、使い物にならない⑤ネット回線をつかっているので、通信トラブルがあると使い物にならない といった点でしょうか。「マイナ保険証をもってきたけどつかえない!!」を避けるためには2つやりかたがあり一つは「マイナポータルの画面をPDFで保存し、資格情報を医療機関側にみせる」「資格情報のお知らせとマイナ保険証2つを持ち歩く」です。二度手間感はかなりありますが、無用なトラブルを避けるためには是非ともお願いしたいところです。決まったことなので文句を言っても始まりません。患者側、医療機関側双方がうまく乗り切るためにお互いに努力することが一番重要となってきます。下手すると今後1年くらいは窓口でマイナ保険証の認証トラブルで、受付が渋滞することも予想されますが、皆様のご理解ご協力よろしくお願いします。
なお、本日より当院でも医療DX加算の算定を開始いたします。

2024/11/19
前庭性片頭痛って知ってますか?
昨日、オンラインにて東海大学の五島先生のセミナーを拝聴してきました。五島先生といえば耳鼻咽喉科漢方研究会では知らない人がいないくらい、有名な先生であり、耳鼻咽喉科領域においてもめまいのトップランナーとしてNHKの番組にも出演するなど非常にご高名な先生です。
前庭性片頭痛とは、ざっくばらんにいうとメニエール病と片頭痛の両方の性格をもつ病態です(正確な表現ではありません)。メニエール病は耳鼻科が扱う疾患であり、片頭痛は脳神経外科が扱う疾患なので、両方の境界領域のようなものなので診断に至らないこともあるようです。
前庭性片頭痛とメニエール病の鑑別は難しいのですが、メニエール病が難聴などの耳症状が必須、前庭性片頭痛はそれは問わない、治療としてはメニエール病が水腫治療(イソバイドなど)に対し、前庭性片頭痛は片頭痛予防治療が主体となります。めまいの持続時間も前庭性片頭痛のほうがかなり長いようです。当院は耳鼻科なのでめまいを主訴として来院する患者さんは大勢いますが、実は片頭痛体質でメニエール病と思っていたのが前庭性片頭痛だったということもあります。その場合は頭痛の治療(ラメルテオンなど)をすることでめまいが良くなることがあります。
五島先生曰く「片頭痛の人は野心家、完璧主義、責任感が強い、社会的交流が難しく、短時間の問診では訴えを聴取しきれない」そうです。実際に「頭痛はあるか?」と聞いても半数くらいしか「イエス」と言ってくれないというデータもでています。めまいの診断は問診が8割と思って診療にあたっている院長ですが、問診の大切さを改めて感じた次第です。片頭痛は生活指導が重要であり、3つの柱として睡眠、ストレス、光を五島先生はあげていました。睡眠については寝不足もそうですが、寝すぎもダメとのこと。光については赤系のサングラスをかけるとよいみたいです。
セミナーの最初のほうでは「医者はめまいをみるのが嫌い」というアンケート結果がでておりましたが、院長はとても好きです。どうやら統計的には変人の部類に入るようですが…。
余談ですが五島先生的には「前庭性片頭痛の人は美人が多い」とのことでした。我こそは!と思う人は受診をお待ちしております!!

2024/11/12
超私的な解説~茨城県でも救急搬送時に選定療養費の徴収開始~
三重県松阪市に次いで12月2日より茨城県全体で救急車を利用した際に選定療養費が徴収されることが決定しました。あくまでも救急車が有料化になるという単純な仕組みではなく、特定の医療機関において緊急性が認められない場合という条件付きです。特定の医療機関はいわゆる「大きな病院」であり水戸周辺でいうと、水戸協同病院、水戸赤十字病院、水戸済生会病院、水戸医療センター、茨城県立中央病院、日製ひたちなか総合病院などです。
緊急性が認められる、認められない場合というのは具体的には県のHPからではこんな感じです。
選定療養費の目安
認められる場合は非常にわかりやすいのですが、問題は認められない場合がある症例。これは明確に線引きすることができず、医師の判断というのが最終的な要件になりそうです。医療者側の常識と、一般の方の常識にも乖離はあると思います。
たとえば耳鼻科領域でいうと、「鼻血がとまらないので救急車呼んだ」なんていう事例をよく聞きますが、耳鼻科医的には「?」という感じです。よほどのことがなければ鼻血で死ぬことはないですし、鼻を圧迫して止まらなければ自家用車やタクシーで病院にくればよいだけと考えています。少なくとも救急車を要する事案ではないのではと思っています。ただそれは鼻血をみなれている耳鼻科医の意見であって、ほかの科のドクターや一般の方とは意見が異なってくるかもしれません。要するに何が言いたいか?というと同じ疾患・病態でも「緊急性を要する、要さない」判断が医師の基準により分れる可能性があるということです。
まぁ、大半の方は選定療養費を徴収されても救急搬送というサービスを利用したのだから、、、ということで文句を言う人はいないと思いますが。文句を言う人はある一定数いると予想しています。医師は「緊急性ないから選定療養費よろしく」で終わるかもしれませんが、会計時にもめるということはあるかもしれませんね。あとは「救急電話相談に相談したら救急車呼べって言われたのに、緊急性がないとは何事だ!」とかいう人とか。救急電話相談も問診だけの対応なので、怪しいと思ったら「救急車呼んでください」というケースもあるのでは?と思っています。「救急車呼ばなくていいって言われたのに、実は重症だったじゃないか!」とかでクレームつけられるのは怖いですからね。
これはあくまでも相当個人的な意見ですが、一律選定療養費徴収のほうがわかりやすいのでは?と思っています。そうすると「救急車を呼ぶのを躊躇するひとが増えるから危ない」という意見が必ずでますが、救急車が一度出動するとコストは40000~50000円かかるといわれています。7700円程度で済むならいいんじゃない?という考えは間違いでしょうか…。距離にもよりますがタクシーより安いかもしれませんよね。
県HPによると県内の救急車の出動件数は、平成20年の103,020件から、平成30年は134,819件と、この10年間で約3万2千件(約31%)増加しています。その一方で、救急車の利用者の約5割が入院の必要がない軽症の患者です。
1日あたり369件であり、1時間あたり15件、4分に1台出動しています。この数字をみて皆さんどう思われますか?救急現場がひっ迫している今、医療者も患者さん側もいろいろ考えなくてはならない、そんなときだと思っています。

2024/11/05
大腸カメラやろうぜ!!
当院は耳鼻科ですが、今回は大腸カメラのお話です。このブログを書くきっかけになったのは先日佐藤消化器内視鏡クリニック(旧佐藤クリニック)の佐藤先生との会食での話がとても面白かったです。佐藤先生は院長が水戸医療センター時代に一緒に仕事をした先生で病棟は同じ6回で耳鼻科が東病棟で、消化器内科が西病棟でした。佐藤先生は水戸医療センターを退職後、国立がんセンター東病院などの内視鏡科で研鑽を積まれ、佐藤クリニックに戻ってきたというドクターです。
本題はここからで佐藤先生曰く「大腸カメラの件数は増えているが、大腸がんは減っていない」とのこと。普通に考えれば大腸カメラの件数が増えれば、早期に大腸がんが発見され、大腸がんは減りそうなものですが…。それにはからくりがあり、大腸カメラの件数が増えているのはリピーターが多いかららいしんです。定期的に大腸カメラをやる人が増えたので件数が増えている。しかし新規に大腸カメラをやる人が増えないので、結果として大腸がんが増えているということなんです。大腸がんは今や日本人の癌の死因では2022年のデータでは男性では2位、女性では1位というものです。大腸がんを減らすためにも新規で大腸カメラをやる人が増えないといけないとおっしゃっておりました。
大腸カメラというと、痛いとか下剤を飲むのが面倒くさいとかハードルが高い検査ではありますが、最近では飲みやすい下剤がでたり、痛くないように鎮静をかけてやる施設が増えてきました。佐藤先生のクリニックでは鎮静をかけるのはもちろん、最新のAI技術を搭載した最新のカメラで検査をやってくれます。院長も大好きなナイスガイですので、お勧めのクリニックです。一度やるだけでもかなり違います。アメリカでは全員1回は無料だとか…。アメリカっぽいですね。
https://www.sato-cl-mito.com/
旧6号のファミリーマートのT字路を曲がった先、クロネコヤマト平須配送センターの近くです!!

2024/10/15
茨城ロボッツ観戦記 第2弾(千葉ジェッツ戦)
10月13日茨城ロボッツVS千葉ジェッツ戦を観戦してきました。開幕2節目ですが、相手が強豪(優勝候補筆頭?)の千葉ジェッツということもあって、会場は開幕節以上の盛り上がりを試合前からみせていました。正直勝ちは期待しておらず、日本代表の富樫選手を観に行ったといっても過言ではない、そんなテンションで会場入り。しかし、試合が始まると前節のシーホース三河戦とは違い、一進一退の攻防。前節はインサイドで点がとれる感じがほとんどなかったのですが、長谷川選手のカットインからの得点や、オフェンスリバウンドで多さで千葉と互角の戦いとなりました。ハーフタイムの時点で「あれ、これいけるんじゃね?」という雰囲気となり、第3クオーター終わった時点でまさかのリード。第4クオーターの10分が異常に長く感じましたが、要所要所の点を確実にとり、見事8点差での勝利となりました。MVPには長谷川選手が選ばれていましたが、個人的にはロバート・フランクス選手。インサイドの攻撃の要でもありながら、途中から3pを決めまくるなどエースとして存分に活躍してくれました。純粋に試合やショーだけでも楽しいのですが、やはり勝ち試合はいいですね!!帰りがけにお会いしたロボッツの社長さんがとても素晴らしい笑顔でした!!
そして、試合前から注目していた富樫選手ですが、さすがの一言。一人でカットインして点はとれるし、そこを防ごうとするとフリーの人にパスしてアシストするし…。ジャンプシュートでは一瞬空中でとまっているような異常な安定感。日本代表ではとても頼もしい選手ですが、敵となるとこれほどやばい選手はいないくらい一人次元が違いました。
機会があれば、また観戦したいと思います!!ロボッツのTシャツ(背番号7)を来ているので、見かけたら声かけてくれればうれしいです!!

当院の特徴

01.

耳鼻咽喉科専門医としての診療

FEATURE.01
耳鼻咽喉科専門医としての診療
02.

当院で可能な検査

FEATURE.02
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漢方医としての診療

FEATURE.03
漢方医としての診療

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当院のモットーは「ちゃんと診察・ちゃんと診断」です。対面診察にとことんこだわっています。
耳鼻咽喉科一般診療に加えて、頭頸部外科医としての経験を生かし、頭頸部腫瘍、甲状腺腫瘍の診断を行っております。
手術適用となった方は、近隣の医療機関への紹介も行っております。
また西洋医学では治療困難な漢方治療にも力を入れております。
「原因がわからない」「年だから治らない」と言われた方に対しても、漢方治療が有効的なケースが多々ございます。西洋医学的所見と漢方医学的所見を総合し、一人一人にあったオーダーメイドの治療を提供させて頂きます。

当院は第2種協力指定医療機関であり、受診の有無にかかわらず発熱患者の受け入れを行っております。

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