プロレスLOVE!!~ありがとう武藤敬司~
昨日、仕事終わりにABEMA TVのPPVで武藤敬司選手の引退興行を観てきました。今回はプロレス仲間のサンキュー耳鼻科の乾先生のところにお邪魔し二人で観戦してきました。夜遅かったこともあり、3試合のみ観戦。髙橋ヒロム VS AMAKUSAのJrヘビー級チャンピオン同士一戦からのオカダ・カズチカ VS 清宮海斗 のヘビー級チャンピオン同士の一戦と豪華なカードが続きます。長年プロレスを観てきましたが、「オカダはいいレスラーになったなぁ」と実感する一戦でした。オカダ選手はいわゆるプロレスラー的な戦いであり、観てる側からすると「次、この展開だとこの技出るよね?」が予想できる選手です。「トップロープからのダイビングエルボー」→「レインメーカーポーズ」→「レインメーカー打つも交わされる」→「一転ピンチ」→「逆転のドロップキック」→「ツームストンパイルドライバー」→「レインメーカー」とおおよその展開が決まっています。にも関わらず魅せてくれる!!プロレスラーとしての華がありますねぇ。
そしてメインの武藤敬司VS内藤哲也。入場シーンから鳥肌ものです。スターダストともに内藤選手が予想して入場。白のスーツと予想していましたが黒目のスーツにマントという出で立ち。マントにはスペイン語で「ありがとう、さようなら」の文字。相変わらず魅せてくれます。そして武藤敬司の入場。歴代の入場曲が少しずつ流れる中、やはり登場曲は「HOLD OUT」。武藤!武藤!というコールとともに入場。これだけでお金払います!!というくらい。最近のプロレスは入場の時に選手名をコールすることがめっきりなくなりましたが、選手名がコールできる入場曲はやっぱり好きです(個人的には三沢光晴選手のスパルタンXにのせての三沢コール推し)。そして試合開始。ネット記事とかで内容は配信されていますので割愛しますが、STF、袈裟きりチョップからの高角度DDT、エメラルドフロージョンの流れは涙腺崩壊状態。引退試合をできなかった蝶野選手、橋本選手、三沢選手への思いが伝わります。内藤選手も自分の世界観を乱すこと無く、終盤はあえて武藤選手の得意技であるドラゴンスクリュー、足4の字、シャイニング・ウィザードからのデスティーノでフィニッシュ!!年間ベストバウトになるのでは?と思うほどの名勝負でした。
そこで終わらないのが武藤選手。解説席にいた蝶野選手を呼び出しまさかの引退試合(2試合目)。タイガー服部がレフリーを務め、辻アナが実況という往年のプロレスファンには垂涎ものでした。リングアナに田中ケロがいれば完璧!!杖をついて歩いていた蝶野選手が、リングにあがったときにはシャイニング・ケンカキックからのSTFを魅せてくれました。やっぱりプロレスラーはすごい!!!
改めて思うのは「やっぱりプロレスはいいな~」ということ。「プロレスは真剣勝負じゃない、八百長だ」とか言う人も多いですが、言わせておけばいいんです。だってプロレスは格闘芸術ですから・・・。