ウナギにも骨はあります!!
暑い日が続いています。今週日曜日は「土用の丑の日」です。土用の丑の日にウナギを食べるのは江戸時代に平賀源内がウナギ屋のキャッチコピーとして発案したとかしてないとか…。実際、ウナギはビタミンなど栄養豊富なので夏ばて対策としては非常に良い食べ物です。
が、しかし!!!多くの耳鼻科医にとっては「土用の丑の日」は恐怖でしかありません。それはその翌日に「ウナギの骨が刺さった」という患者さんが押し寄せるからです。いまだにご飯丸呑みして取ろうとする人がいますが、これは都市伝説であり意味はありません。刺さったときはあきらめて耳鼻科に来ましょう。口からとれれば大事にはなりませんが、ファイバーを使用しての骨の摘出は保険を使用しても費用が高額(9000円程度)かかります。ウナギ代が高くついてしまうので、ウナギを食べるときはぜひ「ウナギにも骨がある」と思って食べてください。よろしくお願いいたします!!