ハリネズミだけに鍼?!広島で脈診と鍼治療を習ってきたってよ
6月15日~16日にかけて小川恵子先生のお誘いで広島大学漢方診療センター主催のセミナーに参加してきました。脈診と鍼治療の実技ということだったのですが、参加されていた先生方のほとんどが鍼灸師の先生であり、鍼も触ったこともない医師、しかも漢方医ではなく耳鼻科医が一人そこに紛れるという異常事態でしたが、2日間みっちり勉強してきました。
脈は漢方をやっている先生でも苦手という人が多く、院長もその一人でしたが2日間のセミナーで心・肺・肝・脾・腎のどこが問題があるか?くらいはわかるようになりました。当院で漢方治療を受けている方も多いと思いますがいきなり「脈みせてください」と言われるかもしれません。その時は嫌な顔しないでご協力いただければ幸いです。
鍼治療は怪しい治療でもなんでもなく国家資格をもった鍼灸師がやる治療でありWHOにも経絡の記載があり欧米でも広く行われている治療法です。ど素人の院長なので鍼の持ち方、経絡(ツボ)の探し方、刺し方から手取り足取り鍼灸師の先生から教わることができました。実臨床ではまだまだ使えないレベルですが、円皮鍼なら耳鳴や頭痛でもいけそうなので、今後随時導入していきたいと思っております。
15日の夜は小川恵子先生と、そのお弟子さんの河原先生と懇親会がありました。コイワシの天ぷら、お刺身など広島ならではの海産物に舌鼓をうち日本酒、ワインを堪能してきました。意外なのですが広島って地酒美味しいです
広島は茨城からはかなり遠いですが非常に濃密な2日間でした。ご指導いただいた小川恵子先生ならびに漢方診療センターの鍼灸師の先生方にこの場をかりまして厚く御礼申し上げます。