溶連菌感染症ってどんな病気?親子で知っておきたい症状と対策まとめ|水戸市でレーザー治療なら「なのはな耳鼻咽喉科」

「子どもが急に高熱を出して、喉をすごく痛がっている…」
「学校で溶連菌が流行っているみたいだけど、大人もうつるの?」
そんな不安を抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。今回は、小児科でよく耳にする「溶連菌感染症」について、風邪との見分け方や治療のポイントを分かりやすく解説します!
1. 溶連菌感染症(猩紅熱)ってどんな病気?
溶連菌感染症は、「A群溶血性レンサ球菌」という細菌が喉などに感染して起こる病気です
流行する時期と場所
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時期: 冬から春先にかけての「咽頭炎型」と、夏場に皮膚症状として出る「とびひ型」の二つのピークがあります
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場所: 保育園、幼稚園、学校など、子どもたちが集まる場所で流行しやすいのが特徴です
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子どもに見られる代表的な症状
突然の38〜39℃以上の高熱と、激しい喉の痛みで始まります
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いちご舌: 舌にブツブツができて、真っ赤なイチゴのようになります
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体や手足の発疹: 首や脇の下などに、ザラザラした「紙やすり」のような赤い発疹が出ることがあります
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消化器症状: 意外かもしれませんが、頭痛や腹痛、吐き気を伴うことも多いです
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2. 「ただの風邪」とどう違う?見分け方のポイント
喉の痛みや熱が出るのは風邪と同じですが、溶連菌には決定的な違いがあります。
「熱と喉の痛みはあるのに、咳や鼻水は全然出ていない」 という場合は、溶連菌の可能性が非常に高いです。早めに病院を受診しましょう
3. かかってしまった時の対応と治療の「鉄則」
溶連菌は細菌による感染症なので、「抗生剤(抗菌薬)」を飲むことが治療の基本です。
薬は必ず10日間(ペニシリン系の場合)飲みきること!(セフェム系は7日間)
ここが一番大事なポイントです。抗生剤を飲み始めると、24時間以内に熱が下がり、喉の痛みも劇的に良くなります
菌をしっかり全滅させないと、数週間後に「リウマチ熱」や「急性糸球体腎炎(腎臓の病気)」といった深刻な合併症を引き起こすリスクがあるからです
学校や幼稚園はいつから行ける?
学校保健安全法では、「適切な抗生剤の治療を開始してから24時間を経過」し、本人の元気が戻っていれば登校・登園可能とされています
4. 家庭でできる予防方法
溶連菌には今のところワクチンがありません。そのため、日頃の予防が大切です
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丁寧な手洗い・うがい: 帰宅時や食事前は徹底しましょう
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タオルや食器の共有を避ける: 家族に感染者が出た場合は、共有を控えることで二次感染を防げます
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小さな傷のケア: 溶連菌は傷口からも侵入します。すり傷や水虫などは清潔に保ちましょう
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まとめ
溶連菌感染症は、「咳のない高熱と喉の痛み」がサインです。 早めに受診して抗生剤を飲み始めれば決して怖い病気ではありませんが、「薬を最後まで飲みきること」だけは忘れないでくださいね。
日々の手洗いと、大人の方は「いつもと違う激しい痛み」への警戒を心がけて、家族の健康を守っていきましょう!

