抗生剤について勉強してきた!|水戸市でレーザー治療なら「なのはな耳鼻咽喉科」

なのはな耳鼻咽喉科の内観
Blog
ブログ
2026.08.31
耳鼻科豆知識
抗生剤について勉強してきた!
8月30日東京日本橋で行われた抗生剤のセミナーに参加してきました。普段はこういうのは参加しないことが多いのですが、今回は保富先生が座長をされるセミナーだったので、これは面白そう!ということで行ってきました。
薬学の人と呼吸器内科の人のご講演でしたが、非常にためになりました。ざっくり内容を言うと…
①風邪には抗生剤はほぼ効かない(当たり前ですが…)
②基本はペニシリン系というのは変わらないが、インフルエンザ菌の耐性株が増えて来たので、ペニシリン一辺倒ではだめ
③第3世代セフェムではセフジトレンピボキシル(メイアクト)だけが異常に効果が高い。ほかは…という感じ。
④マイコプラズマ肺炎にマクロライド系はあまり効かない(耐性率は50~80%)。テトラサイクリン系が効く
⑤同じキノロン系でも効果が違う
⑥ラスビックは緑膿菌にも効き、耐性菌をつくらない仕組みになっており、有効である
ラスビックの講演会なのでラスビック万歳になるのは仕方ないのですが、いかにいい薬かはよ~くわかりました。重症の副鼻腔炎については今後処方量が増えるかもしれないです。
それよりもペニシリンが万能ではなくなってきたというのと、マイコプラズマにマクロライド系が効かなくなってきたことに関しては目からうろこでした。抗生剤は5年あればかなり耐性菌ができてしまったりするので、ガイドラインが大幅に変わります。抗生剤については耐性菌やAMRの問題もあり自己流ではなくガイドラインに準拠した治療が重要であることを改めて痛感しました。
近隣ではマイコプラズマにクラリスやアジスロマイシンが出されてたり、副鼻腔炎と言われてクラリス、セフカペンなどが出ているケースを多くみますが、どうなんだろう?と思う次第。知識のアップデートはどんどんしていかないとよい治療はできないです。


RecommendRecommendRecommendRecommend