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2020/08/17
超私的な漢方処方解説~葛根湯~
おそらく日本で一番有名な漢方薬、葛根湯。風邪薬の代表選手といったところでしょうか。風邪をひいて漢方薬といったらこれ!と思っている方もおおくいらっしゃるかと存じます。
では風邪=葛根湯なのでしょうか?半分は正解で半分は不正解です。葛根湯の適応のある人は①比較的体力のある人②風邪のごく初期③汗をかいていないの3つがポイントとなってきます。逆に言うと①~③が当てはまらないひとは飲まない方が無難です。体力の無い高齢者、風邪を引いて数日経過している、発熱して汗をかいている人は駄目です。
何故駄目なのか?を説明しようと思うとセミナーであれば最低1時間は欲しいくらいの内容なので今回は割愛しますが、葛根湯は万能な風邪薬ではないということは覚えておいても損はありません。また、①~③に当てはまる人は通常の風邪薬(ましてや抗生剤なんかより)よりよっぽどシャープに効いてきます。

2020/08/05
超私的な解説~ポビドンヨードとCOVID19~
「嘘のようなほんとの話」と切り出された昨日の吉村大阪府知事の会見。皆さんごらんになったでしょうか?
ポビドンヨードが新型コロナウイルスの重症化を防ぐ?とのキャッチーな触れ込みであり、予想通りネットやドラッグストアがうがい薬が姿を消し、某フリマサイトでは高額で転売されるという事態が起こっています。
ネットの書き込み、SNSなどをみると「ポビドンヨードでうがいしたあとに、唾液中のウイルスが減るのは当たり前だ」などといった意見が多く診られます。昨日発表された知見は眉唾なのでしょうか??
ここからは院長の私見です。
まずSNSなどでみられる、「ポビドンヨードでうがいしたあとに、唾液中のウイルスが減るのは当たり前だ」についてですが、これは会見をちゃんとみていない人の意見であると思います。
あの実験は1日4回うがいをしていますが、唾液中のPCR検査は起床時に行っており、うがいをした直後にPCR検査ではないということを見落としています。医療関係の方なら分かると思いますが、ポビドンヨードの殺菌効果は即効性があります(だから手術野の消毒で使われる)。うがい直後にPCR検査を行いウイルス量が減った!という実験なら全く意味の無いものになりますが、最後のうがい(夕食前)から時間がたってからのPCR検査なのでその論理は当てはまりません。日が立つにつれてPCR陽性率が徐々に下がるというのも、面白いデータです。
そうすると何が起こっているのでしょうか。ポビドンヨードのうがいによる直接的な効果以外に何かがあるのか?感染初期には口腔内に大量のウイルスがあり、それを持続的にたたくことで肺炎などを予防できるのか?それはこれからの研究結果を待たなければいけませんが、少なくとも昨日の発表を頭ごなしに否定するのはいかがなものか?と思います。
おそらく大事なのは以下の点です。
感染初期(軽症例)では、ポビドンヨードうがいにより唾液中のウイルスが減った→他人にうつるリスクが減りそう
唾液中のウイルスが減る=重症化を防ぐ かどうかはまだ分からない
ということです。
知事がいっていたように、COVID19陽性かも?しれない人、医療従事者などはポビドンヨードでのうがいをしても罰は当たらないと思います。

注意点としては
甲状腺機能疾患のあるかたは使用できません
うがい薬のみを患者に処方する場合は公的保険の適応から除かれます(自費になるということです)

2020/08/03
小川恵子先生のセミナーに参加してきました
先週末、金沢大学附属病院の臨床教授小川恵子先生のセミナーに参加してきました。小川先生は経方医学の生みの親である故江部洋一郎先生おお弟子さんで、経方医学をわかりやすく解説して頂きました。漢方といっても実は流派は様々あるのですが、経方医学は非常に難解なのですが一度理解してしまうと、これ以上納得のいくものはないのでは?と思うほど理論的に完成しているものです。
セミナー以外にも、耳鼻科領域の疾患などで色々ご教授頂きました。40歳までの耳鳴りだったら○○が一番だよとか、高齢者の○○には▲▲だよ・・とか。やはり専門家に習うのはとてもよいことですね。

2020/07/29
例の体温計を置いてみました!
株式双葉さんのご厚意により、ショッピングモールなどに置いてある顔認証の非接触型体温計を受付前に設置いたしました。こういうご時世なので皆様に安心して受診してもらえるクリニックを目指していきたいと考えております。

2020/07/22
超私的な漢方処方解説~辛夷清肺湯~
ご好評頂いている(?)漢方処方解説、第4回は当院で最も処方数が多い漢方薬、辛夷清肺湯です(ちなみに第2位は当帰芍薬散)。ドラッグストアでも「チクナイン」という名前で売り出されているあれです。
副鼻腔炎に対して絶大な効果があります。構成生薬をみると石膏、黄笒といった「体の熱を冷ます」作用のある生薬が含まれており、強い抗炎症作用があります。通常、慢性副鼻腔炎(俗に言う蓄膿症)の基本治療はマクロライド療法が一般的であり、クラリスロマイシンという抗生剤を少量長期投与するというものです。当院でもこちらを基本治療としておりますが、残念ながらある一定の割合で効かない、治りが悪いと言った症例があります。そういった症例に対して辛夷清肺湯を試してみると、あれだけ頑固だった副鼻腔炎が1ヶ月ほどで治癒!なんて症例を多く目にします。
院長が尊敬してやまない大阪府高槻市の「いまなか耳鼻咽喉科」https://imanaka-jibika.com/ の今中先生も愛用する名処方です。
もちろん、万能なものではなく、特に「冷え」がある人には使えない処方ですので注意が必要です。

当院の特徴

01.

耳鼻咽喉科専門医としての診療

FEATURE.01
耳鼻咽喉科専門医としての診療
02.

当院で可能な検査

FEATURE.02
当院で可能な検査
03.

漢方医としての診療

FEATURE.03
漢方医としての診療

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院長紹介

ようこそ当院のホームページへ

なのはな耳鼻咽喉科のホームページへようこそ。
当院は耳鼻咽喉科一般診療に加えて、頭頸部外科医としての経験を生かし、頭頸部腫瘍、甲状腺腫瘍の診断を行っております。
手術適用となった方は、近隣の医療機関への紹介も行っております。
また西洋医学では治療困難な漢方治療にも力を入れております。
「原因がわからない」「年だから治らない」と言われた方に対しても、漢方治療が有効的なケースが多々ございます。西洋医学的所見と漢方医学的所見を総合し、一人一人にあったオーダーメイドの治療を提供させて頂きます。

このホームページは当院が提供する診療内容を可能な限りわかりやすくご説明するためのものです。皆様のご意見、ご感想をお待ちしております。

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