なのはな耳鼻咽喉科からのお知らせ
- 2025/07/07
- 夏季休診のお知らせ
- 2025/06/20
- ついにフォトフェイシャルが開始します。HPみてください!
- 2025/05/21
- 6月2日よりアレルギー性鼻炎に対するレーザー治療を再開いたします
- 2025/04/30
- 時間予約無断キャンセルについての対応
- 2025/04/26
- (超重要!!)5月9日からクリニックの電話番号が変わります!!
新着ブログ
- 2025/07/26
- 超私的な疾患解説~めまいは耳鼻科なのか?~
- 皆さんはめまいがしたときに何科を受診しますか?内科?脳神経外科?耳鼻科どこでしょうか?結構な確率で耳鼻科以外の科を受診し「耳からだと思うから耳鼻科に行ってね」と言われた経験のあるかたは多いのではないでしょうか?統計をとったわけではないのでわかりませんが、耳鼻科以外の医師はめまい=とりあえず耳鼻科と思っている方が多いように思います。
ではめまい=耳鼻科かというと不正解ではありませんが、正解ではないというのが個人的結論です。ある統計によれば救急外来にめまいを主訴で受診した患者さんのうち、耳鼻科が扱うめまいはおよそ4割というデータがあります。海外のデータをみてもそれは変わりません。多めに見積もってもめまいの患者さんのうち耳鼻科がみるべきめまいは2人に1人といったくらいです。当院ではめまい患者さんが来ると、詳細な問診に加えて聴力検査、眼振の検査、重心動揺計による検査を行います。実際にメニエール病とか良性発作性頭位めまい症など診断名がつくめまいは結構少ないです。3割程度でしょうか??平衡機能障害はありそうだけど、診断つかないのが2割程度。やはり半分は「これは耳鼻科じゃないよね?」というめまいです。それを説明して納得する患者さんとそうでない患者さんがいるようであり、めまいでなのはな耳鼻科は受診しちゃダメという口コミも頂戴しております。まぁ、それは一つの意見なので否定はしませんけど…。実際のところめまいをみることが好きな耳鼻科医って結構レアです。検査は多いし、時間はかかるし…。とりあえず検査して、「とりあえずメリスロンだしとくね~。心配なら脳神経外科行ってね」みたいなところもあるのでは?と思っている次第です。院長はそれができない性格なのでめまいの診断がつかないときは「わかりません」と正直にいいます。耳鼻科的には異常はないですという意味です。めまいの原因は多種多様あり、内分泌的なもの(鉄、亜鉛、ビタミン不足)や高血圧に伴うもの、ストレス性のもの(心因性)、最近増えてきているストレートネックにともなうめまいなどなどです。手前みそにはなりますが、院長自体はめまい見るのは好きです。いままでメリスロン飲んでいて治らなかっためまいの原因がわかった!みたいな症例にあたるとめまいの診療頑張っていてよかったな~と思います。院長の基本スタンスは「この患者さんのめまいは耳じゃないかもしれない」というものです。検査していく過程で「あ、耳だった」となれば「診断ついてよかったね~」となります。結構こだわりをもって診療にあたっていますので、めまいでお困りの方はご相談いただければ幸いです。
- 2025/06/25
- 久しぶりのプロレスネタ!ウルフ・アロンが新日本プロレス参戦!!
- 久しぶりのプロレスネタです。内藤哲也とBUSHIが新日本プロレス退団というショッキングなニュースがありましたが、久しぶりのビッグニュースが飛び込んできました。柔道五輪金メダリストのウルフ・アロン選手がこの度新日本プロレスに参戦します。会見をみると、以前からワールドプロレスリングを観ていたくらいの親日ファンとのこと。プロレスはアマレス出身が多い感じですが、柔道もいます。その代表例が最近引退した天才・武藤敬司です。相撲からの転身もありますが、古くは輪島、維新力、北尾、曙…。柔道はPRIDE全盛期に吉田選手や瀧本選手が活躍しましたね。柔道のほうが競技を転向しても成功するイメージです。
ウルフ・アロン選手はどうでしょうか?基礎体力・柔道としての技術は素晴らしいモノがあると思いますが、プロレスについては基本素人。これからみっちり鍛えられていくことでしょう。プロレスラーの全盛期は30代後半から40代前半と思っています。そのころにはプロレスラーとしての格、キャラを確立していると面白いですねぇ。プロレスは格闘技ではなく格闘芸術。対戦相手はもちろん、お客さんの反応も大事な競技です。最近、新日本プロレスは何を目指したいのかわからないくらい、迷走していると個人的には思っていますが、彼の参戦が一つの起爆剤になる面白いかな~と思っております。
- 2025/06/16
- OTC類似薬が保険診療から除外!?
- 先日の閣議決定でOTC類似薬が保険診療から外されることが決定されました。まだ情報が錯そうしておりますが、ようはアレグラなどドラッグストアで買える薬品は医師からの処方箋ではなくドラッグストアで自費で買ってね!ということです。
一応「こどもや慢性疾患を抱えている人、低所得者には配慮する」とは記載はされていますが、2026年からこれが実行されれば日本の医療としては一台改革となります。リストを見ると(保険医新聞の記事から)、アレグラ、クラリチン、タリオン、ザジテンといった抗ヒスタミン薬、フルナーゼ点鼻、鎮痛薬であるロキソニン、上気道感染症で頻用処方されるカルボシステインが入っており、耳鼻科狙い撃ちですか?とも思える内容。これが実行されると開業医に患者さんが来なくなり経営が…なんて話にもなりそうですが果たして。当院は実はあまりアレグラ、クラリチン、タリオンは出していないのでさしたる影響はなさそうですが、カルボシステインは月1万錠以上処方しているのですごいことになりそうです。危惧しているのは受診抑制ではなく、純粋に患者さんの負担。たとえば副鼻腔炎で受診して何かしらの抗生剤+カルボシステインというのは耳鼻科のよくあるパターンですが、2026年以降はこういう会話になるかもしれまんせん。「抗生剤は処方しますが、カルボシステインは出せません。ドラッグストアで買ってください」と。ちなみにカルボシステインはムコダインとしてドラッグストアで販売されており、価格はAmazonでみたところ20錠で2071円。カルボシステイン(=ムコダイン)は1日1000mg~1500㎎成人の場合は出すので、20錠だと7日から10日しかもちません。慢性副鼻腔炎の場合、当院では1000㎎を2か月ほど投与することが多いのですが、それが自費になると2071円÷2×56日分=57988円!!副鼻腔炎を治すのも恐ろしい額になります。まぁカルボシステイン必須ではないのですが…。後鼻漏とかでムコダインがないとつらい人たまにいるので、そういう人はどうするんでしょうか…。あとは扁桃炎できて、抗生剤とか抗炎症薬を処方する際に一緒に解熱鎮痛薬としてロキソニンだしますが、それもドラッグストアで買ってください!という流れになります。徐々にアメリカのようなセルフメディケーションに持ち込みたさそうな雰囲気ですが、日本人はえぐい額の社会保険料を払っている国民などで納得しがたいですよね。自分か子供のころ社会でならったのは北欧は高福祉高負担、アメリカは低福祉低負担、日本は中福祉中負担でした。このままだと日本は低福祉高負担という一番いけていない国に転落しそうです。維新の会のYouTubeをみると「医療費を1兆円削減できる」と書いてありますが、その分自己負担になるだけで「社会保険料+税金で払っている医療費が1兆円削減できる」だけなんですよね。医療費削減は喫緊の課題であり、そちらに手を付けなければいけないことは間違いではないです。ほかにいろいろやらなきゃいけないことはありそうですよね、きっと。いろいろ書きたいのですが炎上しそうなのでやめておきます(笑)。
もし、OTC類似薬の保険診療外しに反対!という方はぜひ選挙に行って自分の意思を示さないとダメです。選挙に行かない人は文句言っちゃダメ!これは鉄則ですね。
- 2025/05/23
- 学校検診が今年も始まりました
- 5月22日から毎年恒例の学校検診(耳鼻科検診)がスタートしました。初日となる22日は笠原小学校→寿小学校の2校をまわりました。500人ほど診ましたが、保険の先生方のご協力もあり非常にスムーズに行うことができました。改めて御礼申し上げます。
相変わらずですが、1年生を中心に耳垢で鼓膜がみえないお子さんが多いです。学会のHPなどでも「耳垢は掃除しちゃダメ」みたいなことが記載されておりますが、たまっているお子さんがある一定数いるのもまた厳然たる事実でもあります。耳垢がつまった状態でプールなどやると、外耳炎の原因になったりしますので、指摘された方は当院でなくても構わないので耳鼻科でのクリーニングをお勧めします。とはいっても、実際に検診で指摘されても病院に行く人は半分程度というのが実際のようです。病院に行く行かないは最終的には保護者次第ということころもあるので仕方がないのかな?と最近はあきらめている状態ですが、トラブルが起きないよう祈るばかりです。
- 2025/04/10
- 久しぶりの勝利!!茨城ロボッツVSレバンガ北海道
- 4月9日水曜日でしたが、茨城ロボッツVSレバンガ北海道戦を観戦してきました。ブログにこそ書いていませんが、日曜日開催のホームゲームはほぼ全試合観戦しています。が、、、そのたびに負けるロボッツ・・・。大敗するわけではないのですが、第4クォーターで必ずといっていいほど逆転されるか追いつかれ、オーバータイムで力尽きるロボッツを何度となく観てきました。試合自体はとても面白いのですが、やはり負け試合はなんとも言えない気持ちになります。そんな中の観戦でした。
序盤は一進一退の攻防でしたが第3クォーター終了時点ですでに負けてるロボッツ。第4クォーターでいつも力尽きるロボッツとしてはかなり不利な展開でした。そんな中、第4クォーターだけで26得点といういつもとは違うロボッツ。そして終了のブザー。歓喜のアダストリアみとアリーナがそこにありました。MVPは中村選手でしたが、個人的には攻守に奮闘したジェハイヴ・フロイド選手!!ダンクも豪快でしたが、インサイドに切れ込んでのシュートやディフェンス面での活躍はMVP級でした。この試合はハーフタイムショーにキューティーストリートのステージがあり、試合以上?の盛り上がりもありました。勝ち試合もみれたし、おじさんにはわかりませんが、かなり有名なアイドルグループの曲を聴けたのでかなり満足な試合となりました。来年も引き続き茨城ロボッツのスポンサーもやらせて頂く予定となっております。やっぱり勝ち試合は最高だ!!
院長紹介
ようこそ当院のホームページへ
なのはな耳鼻咽喉科のホームページへようこそ。
当院のモットーは「ちゃんと診察・ちゃんと診断」です。対面診察にとことんこだわっています。
耳鼻咽喉科一般診療に加えて、頭頸部外科医としての経験を生かし、頭頸部腫瘍、甲状腺腫瘍の診断を行っております。
手術適用となった方は、近隣の医療機関への紹介も行っております。
また西洋医学では治療困難な漢方治療にも力を入れております。
「原因がわからない」「年だから治らない」と言われた方に対しても、漢方治療が有効的なケースが多々ございます。西洋医学的所見と漢方医学的所見を総合し、一人一人にあったオーダーメイドの治療を提供させて頂きます。
耳鼻咽喉科一般診療に加えて、頭頸部外科医としての経験を生かし、頭頸部腫瘍、甲状腺腫瘍の診断を行っております。
手術適用となった方は、近隣の医療機関への紹介も行っております。
また西洋医学では治療困難な漢方治療にも力を入れております。
「原因がわからない」「年だから治らない」と言われた方に対しても、漢方治療が有効的なケースが多々ございます。西洋医学的所見と漢方医学的所見を総合し、一人一人にあったオーダーメイドの治療を提供させて頂きます。
当院は第2種協力指定医療機関であり、受診の有無にかかわらず発熱患者の受け入れを行っております。
当院では、医療DX推進体制整備について、以下の通りに対応しています。
①オンライン請求を行っています②オンライン資格確認を行う体制を有しています③電子資格確認を利用して取得した受診歴、薬剤情報その他必要な診療情報を、診療を行う診察室または処置室で閲覧、または活用できる体制を有しています④電子処方箋の発行については、現在整備中です⑥マイナンバーカードの健康保険証利用について、一定程度の実績を有し、またさらなる利用促進に向けお声かけ、ポスター掲示を行っています。⑦医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い医療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行うことについて、当医療機関の見やすい場所に掲載しています