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ブログ新着ブログ

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2025/12/07
言語聴覚士さんと交流を深めてきました!
先日水戸市某所で言語聴覚士さんとの飲み会に参加してきました。水戸医療センター時代に薫陶をうけた吉田先生(茨城の言語聴覚士さんの先駆け)のお誘いでの参加でした。メンバーは写真に写っている面々ですが見る人が見ればすごいメンバー。一番右に写っている方は日本言語聴覚士協会の会長の内山先生ですし、一番左は茨城県言語聴覚士協会の会長の磯野先生です。なかなか茨城県は言語聴覚士の数が少ないので、どうしても嚥下リハビリが一般に普及しないというジレンマがありますが、高齢化社会を迎えている現在、嚥下機能の評価・リハビリは喫緊の課題です。歯科の先生方も頑張っていますが、やはり医科とリハビリ科が頑張らないと、厳しい面もあります。情報交換しつついろいろな話で盛り上がることができました。水戸医療センターを離れてから10年経ちますが、嚥下が繋いでくれたこ゚縁には感謝感謝です。2月にはまた北関東摂食・嚥下研究会が高崎で開催されます。2年後の夏は院長が幹事なので色々企画をしないといけない感じです。なかなか通常診療で手出しできていませんが、嚥下にも引き続き微力ながら関わっていきたいと思っています。

2025/12/01
新見先生、五島先生に会ってきた!!
昨日、東京飯田橋で行われたフローチャート耳鼻咽喉科漢方薬の出版記念パーティーに参加してきました。院長もコラム執筆しております。
https://www.amazon.co.jp/dp/4880028886?tag=yahhyd-22&ref=pd_sl_1ufndix7qj_b
一般の方はともかく、耳鼻咽喉科医は全員買って読んで欲しい内容となっております。よろしくお願いします!
新見先生はモダン漢方という新しいジャンルを開拓されており、五島先生は耳鼻咽喉科の中ではめまい、耳鳴、頭痛のスペシャリストです。前庭性偏頭痛や心因性のめまいなど耳鼻科と脳神経外科、心療内科の狭間の疾患をとりあつかうのが非常に上手な先生です。耳鼻科が抗うつ薬を処方する必要性についても伺うことができ、診療に幅がぐっと広がった感じがします。北は北海道、西は京都・滋賀・京都からご高名な耳鼻科の先生方があつまり、おそらく最年少であろう院長はやや緊張しておりましたが、非常に有意義な時間を過ごすことができました。やはり人との出会いは大切であり、色々ご縁を頂いたと思っております。学会とは違ってまた別の刺激をうけて帰ってきました。

2025/11/07
人生で1回は大腸カメラを受けましょう

早期発見の絶大なメリット:「粘膜内癌」なら完治できる

もしポリープがすでに「がん」になっていても、恐れる必要はありません。

大腸がんは、進行度によって治療法が大きく異なります。

ポイント ごく初期の「粘膜内癌(ねんまくないがん)」—がんが粘膜の浅い層にとどまっている状態—であれば、大腸ファイバーによるポリープ切除術(内視鏡治療)だけで、治療が完了します。 お腹を切る手術も、抗がん剤治療も必要なく、身体への負担が最小限で済み、完治が目指せます。

進行してがんが深くなると、開腹手術やリンパ節の切除が必要になり、治療も困難になります。早期発見がいかに重要か、お分かりいただけると思います。


何歳から受けるべきか?(学会の推奨)

では、いつから検査を意識すべきでしょうか。

  • 学会の公式推奨(対策型検診) 日本の学会や厚生労働省が推奨する公的な大腸がん検診(住民検診など)は、「40歳以上」を対象とした「便潜血検査(年に1回)」です。そして、便潜血で「陽性」となった場合は、精密検査として大腸ファイバーを受けることが強く推奨されています。

  • 専門家が推奨する理想(任意型検診) しかし、大腸がんのリスクは40歳前後から増加し始めます。 前述の通り、便潜血検査では発見できないポリープや早期がんも存在するため、多くの消化器専門医は、「症状がなくても、40歳を過ぎたら一度は大腸ファイバーを受けること」を推奨しています。 一度検査を受けてポリープなどが無ければ、次の検査は3〜5年後など、リスクに応じた間隔で受診すれば安心です。

いかがでしょうか?大腸カメラは非常に有用な検査です。幸い水戸地区は消化器内科の先生が大勢いらっしゃいます。何を隠そう院長も2年に一度受けています。少々面倒くさい検査ではありますが、有用性はブログの通りです。一度受けてみてはいかがでしょうか??

2025/11/04
40歳を過ぎたら他人事ではない。「大腸ファイバー」が命を救う理由

自分はまだ大丈夫」と思っていませんか? 大腸がんは、日本で非常に身近な病気の一つです。しかし、大腸がんは「予防」と「早期発見」が可能な病気でもあります。

なぜ今「大腸ファイバー(大腸内視鏡検査)」を受けるべきなのか、その重要性について解説します。


大腸がんの「今」:最新の統計データ

大腸がんは、決して珍しい病気ではありません。最新の統計(※)によれば、非常に多くの人が罹患し、命を落としています。

大腸がん 罹患数(2021年)

  • 男性: 86,271人

  • 女性: 68,314人

大腸がん 死亡数(2023年)

  • 男性: 27,936人

  • 女性: 25,195人

  • (※国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」より)

特に女性においては、大腸がんは「がん死亡原因の第1位」となっており、男女ともに深刻な問題です。

 なぜ大腸ファイバー(内視鏡)が重要なのか?

大腸がん検診には、便に血が混じっていないか調べる「便潜血検査」もありますが、なぜ「大腸ファイバー」が重要なのでしょうか。

それは、大腸ファイバーに「発見」と「治療(予防)」を同時に行えるという、他の検査にはない圧倒的な有用性があるからです。

  1. 直接、目で見て確認できる(発見) 便潜血検査は、出血がなければ「陰性」と出てしまうため、早期がんやポリープを見逃す可能性があります。大腸ファイバーは、小型カメラで大腸の粘膜を直接観察するため、ミリ単位の小さな病変も見逃しません。

  2. がんの「芽」をその場で切除できる(治療・予防) これが最大のメリットです。大腸がんの多くは、まず「ポリープ(腺腫)」という良性のイボとして発生し、それが数年かけてがんに成長します。 大腸ファイバー検査中にこのポリープを発見した場合、その場で切除(ポリペクトミー)が可能です。これは、将来のがん化を防ぐ「予防」そのものになります。

続きは後日配信します。乞うご期待!

2025/10/18
今話題のフルミストについて調べてみた!
インフルエンザが流行期に入り学級閉鎖のところもちらほら出てきています。コロナが下火になった矢先なので、感染症を扱う耳鼻科にとっては忙しい日々が続きそうです。
さて、今回はインフルエンザの予防接種についてのお話です。従来の注射のインフルエンザワクチン(HAワクチン)と、最近でてきた鼻から噴霧するワクチン(フルミスト)の違いについてまとめてみたいと思います。
まずインフルエンザワクチンの接種における主たる目的は、重症化のリスクを低減することにあります 。ワクチン接種は、肺炎や脳症などの重篤な合併症を抑制し、結果として入院や死亡のリスクを大幅に減少させることが、国際的な医学的根拠によって証明されています。HAワクチンは、インフルエンザウイルスを不活化し、その表面にあるHA(ヘマグルチニン)抗原を投与する「不活化ワクチン」です 。このワクチンは、主に全身の血液中を循環するIgG抗体の誘導を目的とし、全身的な防御を担います 。HAワクチンの接種対象は生後6ヶ月以上と広く 、長年にわたる使用実績に基づく安全性のプロファイルが確立されています。
一方、フルミストは、弱毒化した生きたウイルス株を用いる「弱毒化生ワクチン」です 。投与は上腕への注射ではなく、両鼻腔に各0.1mlずつスプレー噴霧することで行われます 。この経鼻投与型ワクチンの最大の利点は、針穿刺の必要がなく、注射部位反応も発生しないため、被接種者、特に針恐怖症を持つ小児の心理的・身体的負担を大幅に軽減できる点です 。

フルミストの作用機序は、HAワクチンとは一線を画します。

  1. 局所免疫(IgA)の誘導: インフルエンザウイルスが最初に侵入してくる部位である鼻粘膜に直接作用し、IgA抗体をあらかじめ産生させ、ウイルス侵入を阻止しようとします 。この局所抗体応答は、自然感染後に誘導される免疫と類似していることが期待されます 。

  2. 全身免疫(IgG)および細胞性免疫の誘導: 鼻粘膜での応答に加え、HAワクチンと同様に全身の免疫も活性化し、IgG抗体を産生します。さらに、液性免疫(抗体)だけでなく、ウイルス排除に重要な細胞性免疫の誘導も期待されます

HAワクチンが全身性IgG抗体を主として誘導するのに対し、フルミストは局所IgA抗体と全身性IgG抗体の二重の防御機構を構築するため、注射型よりも効果がやや長く続くと考えられています。
接種スケジュールと利便性の点では、フルミストはHAワクチンに対する明確な実務的な優位性を持っています。フルミストの対象年齢(2歳〜18歳/19歳未満)においては、HAワクチンが12歳以下で2回の接種を必要とするのに対し、フルミストは1回接種で完了します。ただし、免疫不全の方、妊婦、重度の喘息のかたは禁忌です。

フルミストの利点は接種が1回、効果が期待される期待されることです。一方で費用が8000円程度と高額(HAワクチン2回分相当)なのと、禁忌事項があることです。当院ではまだ採用しておりませんが、来期以降様子を見ながら導入も検討しております。

当院の特徴

01.

耳鼻咽喉科専門医としての診療

FEATURE.01
耳鼻咽喉科専門医としての診療
02.

当院で可能な検査

FEATURE.02
当院で可能な検査
03.

漢方医としての診療

FEATURE.03
漢方医としての診療

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院長紹介

ようこそ当院のホームページへ

なのはな耳鼻咽喉科のホームページへようこそ。

当院のモットーは「ちゃんと診察・ちゃんと診断」です。対面診察にとことんこだわっています。
耳鼻咽喉科一般診療に加えて、頭頸部外科医としての経験を生かし、頭頸部腫瘍、甲状腺腫瘍の診断を行っております。
手術適用となった方は、近隣の医療機関への紹介も行っております。
また西洋医学では治療困難な漢方治療にも力を入れております。
「原因がわからない」「年だから治らない」と言われた方に対しても、漢方治療が有効的なケースが多々ございます。西洋医学的所見と漢方医学的所見を総合し、一人一人にあったオーダーメイドの治療を提供させて頂きます。

当院は第2種協力指定医療機関であり、受診の有無にかかわらず発熱患者の受け入れを行っております。

当院では、医療DX推進体制整備について、以下の通りに対応しています。

オンライン請求を行っていますオンライン資格確認を行う体制を有しています電子資格確認を利用して取得した受診歴、薬剤情報その他必要な診療情報を、診療を行う診察室または処置室で閲覧、または活用できる体制を有しています電子処方箋の発行については、現在整備中です⑥マイナンバーカードの健康保険証利用について、一定程度の実績を有し、またさらなる利用促進に向けお声かけ、ポスター掲示を行っています。医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い医療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行うことについて、当医療機関の見やすい場所に掲載しています

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