美人百花に当院が掲載されました!
5月号に当院の記事が掲載されておりますので、ぜひご覧ください!
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2024/05/13
鬼滅の刃柱稽古編スタート!
いよいよこの季節がやってまいりました!昨日23時15分より鬼滅の刃柱稽古編がスタートしました。いまは配信でもみれるのですが、やはり初回くらいはリアルタイムで!と思い観てみました。最初はアニメオリジナルのシーン(風柱、蛇柱の戦闘シーン)から始まり、無限城と思われる画がでてきてましたね。その後はほぼほぼ原作に忠実な感じで進んでいきましたが、やはりアニメの特徴はその戦闘シーンの激しさにあります。漫画では描き切れない迫力、特にスピード感と音は圧巻です。以前のブログにも書きましたが、通常アニメは○○製作委員会というのが立ち上がり作りますが、鬼滅の刃は集英社、アニプレックス、ufotableの3社が作っています。圧倒的が画力は映画に匹敵するレベルです。
柱稽古編は目立った戦闘シーンはありませんが、富岡義勇の過去の話など無限城編の前の非常に大事な回です。3か月ほどの放送になると思いますが、楽しみに観たいと思いま~す。

2024/05/10
漢方で痩せるのか?痩せないのか??
先日書いた防風通聖散の記事がBUZZっております。1週間に1400人ほどの方に見て頂いております。ダイエットは人類、特に女性の永遠のテーマでもありますよね。西洋薬ではウゴービとかアライなんかがでてますよね。ではウゴービは万人向けかというとそうではなくて、治験段階での対象患者の平均BMIは37.8です。先日の防風通聖散が36.5などでいい勝負ですよね。
でも世の「痩せたい」と思っている人の大半はBMI22前後の人であって、医学的な肥満ではないわけです。GLP1ダイエットとか流行っているようですが、糖尿病でない人に糖尿病の薬を使うのはやはりまずいと思います。
どうやったら痩せるのか?というと、結局のところ消費するカロリーが摂取カロリーを上回れば痩せます。院長が携帯のアプリで歩数と消費カロリーをみてみると15000歩を歩いて1900kcal消費でした。ただ毎日これだけ歩くのは無理なのが現実であり、ほかに何かないの?と思うのは人間の性です。
本題の「漢方で痩せるの?」ですが、答えを先に行ってしまうと「人によります」です。防風通聖散を用いたことはありませんが、別の漢方薬+食事指導(主に糖質制限)で一定の効果を得た方はいます。詳細を書きたいのですが、書くことは医師法に抵触してしまうので書けません…。また前回のブログでも書きましたが諸事情によりそういった関連の治療は現在中止しております。ヒントをいうと…陰陽五行説をしっかり理解することです。著作権とかいろいろあってこのブログには載せられませんが、陰陽五行説で検索するといろいろ出てきます。みればみるほどよくできた図です。漢方の歴史侮るなかれ!!

2024/04/29
防風通聖散出荷停止だってよ!飲んで痩せるの??
漢方大手のツムラが防風通聖散エキス顆粒の出荷停止を発表しました。急激な需要増が理由とのことですが…痩せ薬と認知され流行っているのが原因ではないかと勝手に思っております。
さて当ブログでも書いたことがありますが、一般的な人で防風通聖散を飲んで痩せることはないと思っています。実際外来に来ている人で防風通聖散を飲んでいて、モデル体型の人をみたことはありません。まぁ、いわゆる普通体型の人が多いです。では、なぜ防風通聖散が「痩せ薬」として認知されているかというと、まぁCMの影響が大いにあると思います。「燃やすと出す!だから痩せる」とかありますよね。
じゃあ、それが嘘か?というとそんなことはなくて、2008年に出た「メタボリックシンドロームに対する防風通聖散の有用性の検討」という有名な論文があります。内容はというと防風通聖散とプラセボ(偽薬)投与を比較して、防風通聖散がプラセボと比較して有意に内臓脂肪を減らしたというものです。じゃあ内臓脂肪が多い人は飲めば痩せるのか?というと…この論文には色々条件があります。まずこの実験に参加したひとのBMIの平均は36.5です。ピンと来ないかもしれませんが身長160㌢であれば、93.4kg!!身長170㌢であれば105.5kgというレベル。医療関係者の方ならわかりますが、BMI35を超えると全身麻酔で加算がとれるので、かなりやばいレベルの肥満の方を対象としています。ちなみにWHOの肥満はBMI30以上です。
次に(ここも重要)、飲むだけで痩せたか?というとそういうことはなくて…実験参加者は食事療法(1200kcal/日)、運動(1日5000歩以上)+ストレスマネージメントを受けています。普通に考えてBMI35以上の人が1日1200kcalだったらそりゃ痩せるよね?と思うわけです。しかもちゃんと運動もしています。防風通聖散の面白いところはプラセボと比較して内臓脂肪が減ったことに加えインスリン抵抗性改善が認められたことです。そういう意味では「痩せ薬」としての効果はあるとは思いますが、あくまでも対象のなった人の平均BMIは36.5です。
では、実際目にする防風通聖散を飲んでいる人はというと…とてもじゃないですけどBMI36.5の人ではないです。女性に関して言えばいわゆる標準といわれるBMI22前後のひとが大半なのではないでしょうか?そういう人は「防風通聖散を飲んで痩せない」とは断言はしませんが、まぁ飲んで便秘が改善されて一時的に体重は落ちるかもしれなけど…だと思っています。
防風通聖散は基本的に体を冷やす薬なので、冷え性だけどちょっと痩せたい!なんて女子が飲んだら逆効果です。信じるか信じないかはあなた次第ですが、防風通聖散ブームは危険だと思ってます。近くのドラッグストアでは1ヶ月分が6000円〜7000円前後で販売されてましたが…大して痩せない(かも?)の薬で、かつ痩せづらい体質になる(かも?)=体が冷える薬に対する金額ではないですね。
当院では現在、ダイエット目的での漢方治療については新規患者の受け入れは薬不足(防風通聖散ではないですよ、もちろん)のため停止しておりますのでよろしくお願いします。

2024/04/07
COVID19陽性患者が増えてきました
当院ではプレバブにて発熱外来として発熱患者の診察を行っております。3月はほぼほぼ発熱患者はインフルエンザB型であり、あとは扁桃炎だったりしていたのですが、4月にはいり急にCOVID19が増えてきました。COVID19なので2019年に流行した新型コロナウイルス感染症ですが、4年たっても未だに収まる気配はありません。面倒なのはインフルエンザのように季節性ではないこと、感染力が強いこと、嗅覚障害などの後遺症が未だにあること、高齢者がかかると重症化することなどです。厚生労働省的には5類感染症なので、「そんなに気にしなくていいよ」的な扱いなのでしょうが、一方では当院も指定されている第二種協力指定医療機関の指定要件には「受診する者同士が限りなく接触することなく、診察することができるよう…」とあり、コロナ前のような熱があって咳をゴホゴホしている人が待合室にいても大丈夫ですよとは言っていません。
結局ダブルスタンダードなことを偉い人が言っているので、結局のところ「風邪症状は院内ではみない」とか「検査はするけど、診察はしないで問診のみ」とかいう病院が出てきてしまっています。病院サイドとしても「院内感染を起こして、医師やスタッフがかかったら困る」というのが念頭にあると思われます。
当院では「診なきゃわからない」をモットーにしておりますが、4月からは発熱患者診察時に認められていた加算がなくなり、発熱患者診察時にかかるコスト(ガウン、手袋などの費用、医療ゴミ廃棄の費用、プレハブの維持管理費など)は持ち出しとなっております。経営者的な視点で言えば、発熱外来をやることはリスクでしかないのですが、耳鼻咽喉科という上気道感染の専門医としては発熱外来の継続は義務だと勝手に思っていますので、細々とではありますが、やっていこうと思っております。
大事なことなのでいいますが「まだコロナはいます」。そして結構な勢いで感染します。発熱したときは自宅でも良いので抗原検査を行い、陰性を確認してから出社するなり学校に行くのがよいです。明日からは入学式を控えているところも多いと思います。入学早々、学級閉鎖にならないよう油断しないことが大切です。
最後に、このブログは絶対に厚生労働省の偉い人はみてないと思いますが、もう少し頑張っている医療機関を評価するような施策をとってくれるとありがたいです。でないと地域医療が崩壊しますよぉ、、、きっと。

2024/04/01
開業5周年を迎えました!
まだ平成だった5年前の4月1日になのはな耳鼻咽喉科は開業いたしました。初日の来院患者数は62名。今では考えられませんが、忙しすぎて当時の記憶がありません。記念すべき最初の患者さんはOさん。今でも元気に通ってきてくれています。その後コロナ禍に見舞われ、マスク・アルコール不足に悩まされ、今では笑い話ですが「コロナがあれだったんで…」の受診控えによる患者激減。発熱外来の設置、コロナ対応やワクチン接種と一通りやれることは全部やりました。家族やスタッフ本人がコロナにかかり出勤できなくなり、院長とスタッフ3人の計4人でクリニックをまわしたこともありました。
そんな怒涛の5年間でしたが、開業初年度のスタッフと、新たに新戦力となる経験豊かな看護師さんを一人迎え、充実した陣容となり無事開業5周年を迎えることができました。
当院ではDX化を勧めており、自動音声によるガイダンスやHPにAIチャットを導入しました。また2月からは予約システムを大幅に変更し8時からと13時半からのWEB予約優先のシステムに変更しました。繁忙期の名物(?)だった土曜日の駐車場渋滞が解消され、朝早く寒いうちから並ぶことがなくなり、ドラスティックなシステム変更ではありましたが概ね好評と考えております。また今後、夏頃までには自動精算機の更新に合わせてクレジットカード決済の導入を予定です。
6月からの診療報酬改定では、今風で言う「エグい」改革がされており、開業医にとっては保険点数が軒並み下げられつらい改定になりました。これについては書き出すと長くなるので、別のブログでゆっくり書きたいと思います。
色々書きましたが、開業医としてはまだまだひよっこの5歳。これからも皆様に愛され頼りにされる、そんなクリニック作りを今後ともスタッフ一同目指して日々診療にあたりたいと思っております。なのはな耳鼻咽喉科を今後ともよろしくお願いします。

当院の特徴

01.

耳鼻咽喉科専門医としての診療

FEATURE.01
耳鼻咽喉科専門医としての診療
02.

当院で可能な検査

FEATURE.02
当院で可能な検査
03.

漢方医としての診療

FEATURE.03
漢方医としての診療

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院長紹介

ようこそ当院のホームページへ

なのはな耳鼻咽喉科のホームページへようこそ。

当院のモットーは「ちゃんと診察・ちゃんと診断」です。対面診察にとことんこだわっています。
耳鼻咽喉科一般診療に加えて、頭頸部外科医としての経験を生かし、頭頸部腫瘍、甲状腺腫瘍の診断を行っております。
手術適用となった方は、近隣の医療機関への紹介も行っております。
また西洋医学では治療困難な漢方治療にも力を入れております。
「原因がわからない」「年だから治らない」と言われた方に対しても、漢方治療が有効的なケースが多々ございます。西洋医学的所見と漢方医学的所見を総合し、一人一人にあったオーダーメイドの治療を提供させて頂きます。

当院は第2種協力指定医療機関であり、受診の有無にかかわらず発熱患者の受け入れを行っております。

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