なのはな耳鼻咽喉科からのお知らせ
- 2024/07/16
- 夏季休診のお知らせ
- 2024/07/05
- 自動精算機が更新!クレジットカード使えます!!
- 2024/06/22
- 当院でのアレルギー検査について~注意点まとめました~
- 2024/05/28
- (重要)蕁麻疹、食物アレルギーについては検査はお断りします
- 2024/05/21
- 6月1日よりアレルギー性鼻炎に対してのレーザー治療を再開いたします
新着ブログ
- 2024/04/07
- COVID19陽性患者が増えてきました
- 当院ではプレバブにて発熱外来として発熱患者の診察を行っております。3月はほぼほぼ発熱患者はインフルエンザB型であり、あとは扁桃炎だったりしていたのですが、4月にはいり急にCOVID19が増えてきました。COVID19なので2019年に流行した新型コロナウイルス感染症ですが、4年たっても未だに収まる気配はありません。面倒なのはインフルエンザのように季節性ではないこと、感染力が強いこと、嗅覚障害などの後遺症が未だにあること、高齢者がかかると重症化することなどです。厚生労働省的には5類感染症なので、「そんなに気にしなくていいよ」的な扱いなのでしょうが、一方では当院も指定されている第二種協力指定医療機関の指定要件には「受診する者同士が限りなく接触することなく、診察することができるよう…」とあり、コロナ前のような熱があって咳をゴホゴホしている人が待合室にいても大丈夫ですよとは言っていません。
結局ダブルスタンダードなことを偉い人が言っているので、結局のところ「風邪症状は院内ではみない」とか「検査はするけど、診察はしないで問診のみ」とかいう病院が出てきてしまっています。病院サイドとしても「院内感染を起こして、医師やスタッフがかかったら困る」というのが念頭にあると思われます。当院では「診なきゃわからない」をモットーにしておりますが、4月からは発熱患者診察時に認められていた加算がなくなり、発熱患者診察時にかかるコスト(ガウン、手袋などの費用、医療ゴミ廃棄の費用、プレハブの維持管理費など)は持ち出しとなっております。経営者的な視点で言えば、発熱外来をやることはリスクでしかないのですが、耳鼻咽喉科という上気道感染の専門医としては発熱外来の継続は義務だと勝手に思っていますので、細々とではありますが、やっていこうと思っております。大事なことなのでいいますが「まだコロナはいます」。そして結構な勢いで感染します。発熱したときは自宅でも良いので抗原検査を行い、陰性を確認してから出社するなり学校に行くのがよいです。明日からは入学式を控えているところも多いと思います。入学早々、学級閉鎖にならないよう油断しないことが大切です。最後に、このブログは絶対に厚生労働省の偉い人はみてないと思いますが、もう少し頑張っている医療機関を評価するような施策をとってくれるとありがたいです。でないと地域医療が崩壊しますよぉ、、、きっと。
- 2024/03/13
- 超私的な疾患解説~良性発作性頭位めまい症 第2弾~
- 先日歌手の西川貴教さんが良性発作性頭位めまい症になったとのニュースがありました。当ブログでも以前大友愛さんがなったときにこの疾患についてのブログを書きましたが、やはり見ていると良性発作性頭位めまい症(BPPV)と誤診されているケースはあとを絶ちません。当然ながら診断基準があります。それは以下の通りです。
・頭位変化で誘発される回転性めまい・めまい出現時に眼振が認められる1)回旋成分が強い2)潜時があり減弱する3)反復により減衰・消失する4)頭位変化で眼振の方向が逆転する・蝸牛症状、中枢神経症状を認めない残念ながら巷では「頭位変換で誘発される回転性めまい」が独り歩きしており、誤診されるケースが多いのが現状です。めまい患者の頭を動かしたら症状が悪化するのは当然なわけです。例えば二日酔いの人の頭をガンガン動かしたら気持ち悪くなりますよね??それはBPPVではありません。ヤフコメをみていると「私もなりました!」とか「●●がいいですよ~」とかいろいろ書いてありますが、結構みていると「これは違うよね」というのが多いです。BPPVは後半規管型、外側半規管型、外側半規管クプラ結石症の3つに大きく分類されます。治療方法は頭位治療であり、薬物療法は耳石がなくなるわけではないのであくまでも補助的な治療です(当院ではほぼやっていません)。BPPVのタイプを判別することはなかなか耳鼻咽喉科医以外の人はできないと思っているので自己判断でエプリー法などの浮遊耳石置換法をやることはお勧めしません。肌感覚では2~4週間で治る人が圧倒的に多いですが、極めて稀ながら難治性で繰り返す人もいます。とにかく、、、自己診断はせず「良性発作性頭位めまい症かな?」と思ったら耳鼻咽喉科医の診察を受けることお勧めします。
- 2024/03/04
- お笑いコンビかまいたちの舌禍事件について思う
- 先日お笑いコンビかまいたちがあるテレビ番組内で薬剤師の服薬指導がいらないというような趣旨の発言があり物議をよびました。ようは「薬が早くほしいのに、症状を聞いたりするのは意味がない」的な内容です。まぁ正直わからないでもないですが、薬剤師の業務が処方箋をみてそれを袋詰めすることだけであれば6年間も大学に通い、国家資格をとる必要はありません。薬剤師さんは膨大な薬剤に関する知識を有しており、飲み方からほかの薬剤との飲み合わせをチェックするのはもちろん、この薬が本当に患者さんの症状とあっているか?を確認する必要があります。おかしなところがあれば疑義照会といって処方箋を出した医師に確認する必要があります。その後SNSで炎上したため濱家さんは謝罪をしていましたね。
耳鼻科でいうとこの時期は花粉症のため普段病院に来ない人が病院にきます。花粉症の人は「とりあえず薬ください」というのが本音なのでしょうが、診察室でも「医師の診察いらない」的な雰囲気の人が結構います。例えばこんな感じです。パターン1 医師:今日はどうしましたか? 患者:花粉症の薬ください一見普通の会話ですが、医師は症状を聞いています。「花粉症の薬ください」の前に「花粉症で鼻と目がつらいんです」が隠れているとは思っていますのでこの手の会話は慣れましたが…パターン2 医師:こんにちは、〇〇さん 患者:花粉症の薬くださいこちらは挨拶しています。会話として成立していません。そんなに食い気味に来なくても大丈夫です。パターン3 医師:こんにちは 患者:●●(薬の名前)を■■(日数)くださいこれは完全にアウト。会話としてもおかしいですし、処方内容や期間は医師が判断するものです。クリニックでは鼻の所見や患者さんの症状、生活スタイルなどから処方を決定しています。よく花粉症のセミナーでも話すことですが、薬を何出してもよいものではありません。人それぞれ薬の相性や必要不必要が必ずあります。問診や診察はそれを決定する大切なプロセスです。もし、そういったプロセスはいらないよ!という方はドラッグストアなどでご自身で薬を購入されたほうが楽です。余計な事(と思っている)ことは聞かれませんので。今日も天気予報では花粉がかなり飛ぶようです。外来も混雑するため待ち時間が多くイライラしてしまうのもわかりますが、当院では「花粉症治療といえばなのはな」と言っていただけるよう丁寧な診察を心がけております。ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。
- 2024/02/28
- 当院ではゾレアはやってません!舌下免疫療法もまだ再開できません!
- 昨日「カズレーザーと学ぶ」で花粉症といえばこの人という日本医科大学の大久保先生がご出演されていました。花粉症に対する最新の知見をわかりやすく解説されており、大変勉強になりました。その中で花粉症の最強に治療薬と謳っていたゾレアについてですが、当院では行っておりません。テレビをみて問い合わせが増えるのでは?と思ったので再度ブログという形ではありますが、告知させていただきます。
また問い合わせが多いスギ花粉症に対する舌下免疫療法ですが、先日メーカー側から書面が届き、特別な施設を除いてはまだ供給ができず、2025年ころになるとの見通しという内容でした。ご希望の方が大変多いのは承知しておりますが、ない袖は振れません。新規受付を開始する際には必ずHPで告知いたしますので、今しばらくお待ちください。強風のため花粉の飛散量が増えております。それに伴い外来も混んできましたがネット予約をとってもかなり遅れて来院する方が散見されます。10番以上遅れますと番号取り直しになりますのでご注意お願いいたします。
- 2024/02/13
- もう花粉は飛んでいます。今からでは遅いかも…
- 気温があがり花粉が飛びそうな天気になってきました。道路沿いのスギもかなり赤くなっており大量飛散がそろそろきそうです。今朝の天気予報では今週木曜日に大量飛散が予想されており今年一回目のピークがきそうです。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6491397すでに初期治療(症状が出る前からの治療)を行っている患者さんはよいのですが、これから薬を飲もうと思っている人はまたつらい時期がきそうです。当院に来たことがある人はご存じかもしれませんが「花粉症の症状がでる2週間くらい前から飲みましょうね」と初期治療の重要性を常に説明してきました。とはいってもなかなか来ない人が多いのも現状ではあります。旗日も多く、外来がこれから2週間は大変混雑することが予想されます。2月1日から駐車場の混乱を避けるためネット予約優先としております。無断キャンセルはほかの患者様のご迷惑になりますので絶対にしないようお願いいたします。
院長紹介
ようこそ当院のホームページへ
なのはな耳鼻咽喉科のホームページへようこそ。
当院のモットーは「ちゃんと診察・ちゃんと診断」です。対面診察にとことんこだわっています。
耳鼻咽喉科一般診療に加えて、頭頸部外科医としての経験を生かし、頭頸部腫瘍、甲状腺腫瘍の診断を行っております。
手術適用となった方は、近隣の医療機関への紹介も行っております。
また西洋医学では治療困難な漢方治療にも力を入れております。
「原因がわからない」「年だから治らない」と言われた方に対しても、漢方治療が有効的なケースが多々ございます。西洋医学的所見と漢方医学的所見を総合し、一人一人にあったオーダーメイドの治療を提供させて頂きます。
耳鼻咽喉科一般診療に加えて、頭頸部外科医としての経験を生かし、頭頸部腫瘍、甲状腺腫瘍の診断を行っております。
手術適用となった方は、近隣の医療機関への紹介も行っております。
また西洋医学では治療困難な漢方治療にも力を入れております。
「原因がわからない」「年だから治らない」と言われた方に対しても、漢方治療が有効的なケースが多々ございます。西洋医学的所見と漢方医学的所見を総合し、一人一人にあったオーダーメイドの治療を提供させて頂きます。
当院は第2種協力指定医療機関であり、受診の有無にかかわらず発熱患者の受け入れを行っております。
当院では、医療DX推進体制整備について、以下の通りに対応しています。
①オンライン請求を行っています②オンライン資格確認を行う体制を有しています③電子資格確認を利用して取得した受診歴、薬剤情報その他必要な診療情報を、診療を行う診察室または処置室で閲覧、または活用できる体制を有しています④電子処方箋の発行については、現在整備中です⑥マイナンバーカードの健康保険証利用について、一定程度の実績を有し、またさらなる利用促進に向けお声かけ、ポスター掲示を行っています。⑦医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い医療を実施するための十分な情報を取得・活用して診療を行うことについて、当医療機関の見やすい場所に掲載しています