新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。今年は元旦早々に能登半島での大地震から始まり、羽田空港での事故と続いており風雲急を告げるようなスタートとなってしまいました。被災地におかれましては一日も早い復興をお祈り申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
当院は今年1月より看護スタッフ(看護師)が1名増員となりました。よりきめ細かい看護サービスが皆様に提供できると思っております。よろしくお願いします。
さて、新型コロナウイルス感染症も5類となり時間が経過しましたが、当院では年末にかけて新型コロナウイルスの陽性患者が増加傾向にありました。年末年始の人の移動でさらに増加することが予想されます。相変わらずインフルエンザは猛威を奮っております。当院では発熱患者はプレハブではありますが完全対面での診察・診療を心がけております。中には電話問診のみなどで薬のみ処方するクリニックさんも少なからずあるようです。それはそれで一つのやり方であり、「とりあえず薬だけくれれば・・・」という患者さんにとっては良いシステムであると思います。ただ耳鼻咽喉科領域に関して言えば発熱+咽頭痛でいうと様々な疾患があり、喉の所見をとらないと診断治療はできないと考えております。弱点としてはどうしても数が捌けないので人数制限をかけざるを得ないところがあります。ただ当院としては新型コロナウイルス感染症が依然としてある以上、プレハブでの発熱外来のシステムは維持してくつもりですのでご理解のほどよろしくお願いします。
2月になるとスギ花粉症のシーズンに突入します。毎年いっていますがとにかく初期治療が大事です。1月末くらいから早い方は始めてもらっており高い治療効果が期待できます。今年は昨年の半分の飛散量が予想されていますが、それでも平年以上です。飛ばない年はありません。「今年は大丈夫だと思ってました」という謎の発言が出ないよう、皆さんしっかりと対策をお願いします。問い合わせの多いレーザー治療ですが1月いっぱいはやる予定ですが、可能なら1月前半に済ませておいたほうが無難です。
最後までお読みいただきありがとうございました。今年もなのはな耳鼻咽喉科をどうぞよろしくお願いします。1月5日より通常診療開始です!!
関連記事
- 耳鼻科豆知識
- 意外かもしれませんが…コロナはまだいますよ!