40歳を過ぎたら他人事ではない。「大腸ファイバー」が命を救う理由
自分はまだ大丈夫」と思っていませんか? 大腸がんは、日本で非常に身近な病気の一つです。しかし、大腸がんは「予防」と「早期発見」が可能な病気でもあります。
なぜ今「大腸ファイバー(大腸内視鏡検査)」を受けるべきなのか、その重要性について解説します。
大腸がんの「今」:最新の統計データ
大腸がんは、決して珍しい病気ではありません。最新の統計(※)によれば、非常に多くの人が罹患し、命を落としています。
大腸がん 罹患数(2021年)
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男性: 86,271人
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女性: 68,314人
大腸がん 死亡数(2023年)
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男性: 27,936人
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女性: 25,195人
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(※国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」より)
特に女性においては、大腸がんは「がん死亡原因の第1位」となっており、男女ともに深刻な問題です。
なぜ大腸ファイバー(内視鏡)が重要なのか?
大腸がん検診には、便に血が混じっていないか調べる「便潜血検査」もありますが、なぜ「大腸ファイバー」が重要なのでしょうか。
それは、大腸ファイバーに「発見」と「治療(予防)」を同時に行えるという、他の検査にはない圧倒的な有用性があるからです。
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直接、目で見て確認できる(発見) 便潜血検査は、出血がなければ「陰性」と出てしまうため、早期がんやポリープを見逃す可能性があります。大腸ファイバーは、小型カメラで大腸の粘膜を直接観察するため、ミリ単位の小さな病変も見逃しません。
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がんの「芽」をその場で切除できる(治療・予防) これが最大のメリットです。大腸がんの多くは、まず「ポリープ(腺腫)」という良性のイボとして発生し、それが数年かけてがんに成長します。 大腸ファイバー検査中にこのポリープを発見した場合、その場で切除(ポリペクトミー)が可能です。これは、将来のがん化を防ぐ「予防」そのものになります。





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