意外かもしれませんが…コロナはまだいますよ!
最近はテレビでも特にとりあげられることはなくなりましたが、外来患者さんの中でも「先月コロナにかかって…」という人が増えてきました。実際に当院の発熱外来でも毎日とは言いませんが、コロナ陽性患者がでるようになりました。当院では第2種協力指定医療機関として初診・再診にかかわらず発熱患者の受け入れをしております。時間的・空間的に発熱患者をわけて診察することを求められており、HPや玄関にも「3日以内に発熱があった患者さんは発熱外来対応」と記載しております。しかし残念ながら診察室にはいって「昨日38度の熱があって…」と何事もなかったように話す患者さんが最近増えてきました。本人的には「今日熱がないから大丈夫」と思っているのでしょうが、実際そういう人でコロナ陽性患者がいるのもまた事実です。その辺は医療者と一般の方の認識の違いなのでしょうが…こちらがそのあたりを注意すると逆切れして怒ってしまう患者さんもいて対応に苦慮しております。ちゃんとしている方(これが普通だと思っていますが)は、かかりつけであっても確認の電話をしてもらって発熱外来対応か直前まで車待機かなど適切に対応させてもらっています。院長としてはスタッフおよび一般患者さんを感染から守るという責務があります。「コロナはしょせん単なる風邪だから大騒ぎするな」と言われるかもしれませんが、コロナ陽性となると発症後5日間は自宅待機となり、仕事や学業などに支障が出る人は大勢います。面倒かもしれませんが、3日以内に発熱があったかたは必ずお電話での問い合わせをよろしくお願いいたします。
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