(重要)発熱外来について
最近ニュースではやらなくなりましたが、コロナが急増しています。12月23日の発熱外来は陽性率が9割越えであり、唯一陰性だったのが他院で風邪と診断された重度の急性扁桃炎の患者さんでした。
当院では発熱外来開設当初から対面での診察にこだわっております。それは検査だけして電話での問診だけでは判断できないものがあると考えているからです。咽頭痛ひとつとっても、コロナなのか扁桃炎なのか、はたまた違う病気なのかは診察しないとわかりません。さきほどの扁桃炎の患者さんも診察したからこそわかります。その分、一人一人にかける時間も多くなり、診察が終わるごとに発熱外来の消毒・換気を行っているのが現状です。
そのため、通常診療を行いながら発熱外来をこなすのはどうしても人数の制限がございます。9時からのお電話で予約をとっておりますが、枠がうまってしまいお断りするケースが多いのも事実です。中には「なぜみてくれない??」とご立腹する方もいるようですが、当院の現状をご理解いただければ幸いです。少なくとも今年いっぱいはこのような状況が続くと予想しております。
また小児、特に未就学児の場合はまず小児科受診をお勧めしています。小児科特有の発熱はこちらでは検査・治療はできないためです。「小児科で断られたから」という理由での受診もありますが、当院は「耳鼻科」ですのでこちらもご理解いただけば幸いです。