夏バテにこそ漢方です
水戸でも高温注意報が出されるほど、暑い日が続いています。クリニックの庭もバラがさき、ミニトマトも収穫期を迎えスタッフがせっせと、収穫しております。夏バテというと、食欲低下、むくみなどが起こります。むくみは西洋医学的にはカリウム不足であり、果物などをとりなさいと言われています。漢方の世界では食欲低下とむくみは密接に関連しており、食欲低下は気虚、むくみは水滞として捉えられ、実臨床ではワンセットで考えられることも多い概念です。そういうときには気虚・水滞を改善するような生薬(茯苓、蒼朮・白朮)などを含む方剤が有効です。夏バテに漢方?と思われるかもしれませんが、有効なことが多いです。ご興味のある方はよろしくお願いします。